治療について:

治療目標

監修: 旭川医科大学 名誉教授 廣仁会・札幌乾癬研究所 所長
飯塚 一 先生

症状やライフスタイルに合った治療法を選び、前向きに取り組むことが大切

同じ病気をもつ乾癬患者さんでも症状や置かれている状況などはそれぞれ異なります。そのため乾癬の治療では、患者さん一人ひとりの症状やライフスタイルに合った治療法を選び、よりよい状態にコントロールすることをめざします。患者さんの負担や苦しみをできる限り取り除き、QOL(きゅーおーえる、Quality Of Life︓生活の質)を高めることが治療の最終的な目標です。
何よりも大切なのは、患者さんが前向きな気持ちで治療に取り組むことです。半そでの服を着て出かけたい、温泉に行きたいなど、具体的な目標をもつと治療に対する意欲も高まります。

根気よく治療を続け、よい状態を保つ

症状がよくなったり、悪くなったり――このように乾癬は軽快と悪化を繰り返すことが多い病気です。治療を受けて症状がみられなくなったとしても、完全に治ったわけではないことが多いので、患者さん自身の判断で治療を中止することなく続けていきましょう。症状がよくなっている期間をできるだけ長く保てるよう、根気よく治療に取り組んでください。