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膿疱性乾癬*に対する効果/安全性

*既存治療で効果不十分な場合

「警告・禁忌を含む使用上の注意」等については添付文書をご参照ください。

投与16週時に奏功が認められた患者の割合は83.3%でした。(国内第Ⅲ相臨床試験:A1302試験)

ベースラインとの比較で奏功が認められた患者の割合(非反応補完
<主要評価項目><副次評価項目>

ベースラインとの比較で奏功が認められた患者の割合(非反応補完※)

※非反応補完:欠測値は、欠測の理由にかかわらず、非反応および非改善として取り扱った。

[承認時評価資料(国内第Ⅲ相臨床試験:A1302試験)]

安全性

投与52週時までの薬剤との関連が否定できない有害事象は、12例中4例に6件発現した。薬物性肝障害、肝機能異常、 腎機能障害、紅色陰癬、灼熱感、および上室性不整脈(各1件)であった。重篤な有害事象は、薬物性肝障害、上部消化管出血、 低血糖症、肝機能異常、ボーエン病、蜂巣炎(各1件)であった。薬剤の投与中止に至った有害事象は、薬物性肝障害および腎機能障害(各1件)であった。

試験概要

目 的 日本人汎発型膿疱性乾癬患者を対象にコセンティクスを単独または併用療法として皮下投与し、有効性、安全性および忍容性を評価する。主要目的は、16週時の奏功での評価であり、副次目的は16週時の臨床的に意味のある治療成功の評価である。
試 験 多施設共同単群非盲検試験(中間解析)
対 象 下記の診断基準に基づいて分類された汎発型膿疱性乾癬を有し、膿疱を伴う紅斑面積が総体表面積の10%以上を占める患者12例
〈汎発型膿疱性乾癬の診断基準〉
●発熱あるいは全身倦怠感などの全身症状を伴う(過去に全身症状が認められていたことを確認できる患者も登録可能とする)
●全身または広範囲の潮紅皮膚面に無菌性膿疱が多発し、ときに融合し膿海を形成する。
●病理組織学的にKogoj海綿状膿疱を特徴とする好中球性角層下膿疱を証明する。
方 法 ●導入投与期……ベースライン時から16週時投与前まで
コセンティクス150mgをベースライン時、1、2、3、4週時に皮下投与した。8週時投与前の全般改善度が悪化、不変、または軽度改善であり、かつ治験責任医師または治験分担医師により増量が必要と判断された場合はコセンティクス300mgを8、9、12週時、その後4週毎に皮下投与した。コセンティクス300mgに増量後、コセンティクス150mgへの減量は認めなかった。増量が不要と判断された場合はコセンティクス150mgを4週毎に投与を継続した。
●維持投与期……16週時から52週時投与前まで
16週時から48週時まで4週毎にコセンティクス150mgまたは300mgを皮下投与した。コセンティクス150mg投与例のうち、評価時点の全般改善度が悪化、不変、または軽度改善であり、かつ治験責任医師または治験分担医師により増量が必要と判断された場合はコセンティクス300mgに増量し、136週時までその後4週毎に皮下投与した。コセンティクス300mgに増量後、コセンティクス150mgへの減量は認めなかった。
●第3投与期……52週時から最終投与4週後まで
52週時から136週時まで4週毎にコセンティクス150mgまたは300mgを皮下投与した。コセンティクス150mg投与例のうち、評価時点に治験責任医師または治験分担医師が効果不十分と判断した場合、コセンティクス300mgに増量し、136週時まで皮下投与した。コセンティクス300mgに増量後、コセンティクス150mgへの減量は認めなかった。
●投与終了後の追跡調査期……最終投与4週後から最終投与12週後まで
導入投与期、維持投与期、または第3投与期を中止した患者、第3投与期を完了した患者は、投与終了後の追跡調査期に移行した。
評 価

主要評価項目:ベースラインとの比較で16週時に奏功が認められた患者の割合
※奏功:全般改善度が軽度改善以上

副次評価項目:・16週時に全般改善度で奏功が認められた患者数およびその割合
・全般改善度(著明改善、中等度改善、軽度改善、不変、悪化、欠測)
  の頻度分布および各項に該当した患者の割合の評価時点毎の要約
・JDA総スコア、JDA項目別スコアの評価時点毎の記述統計量
・JDA総スコアの重症度区分別(軽症、中等症、重症)の評価時点毎の
  頻度分布および患者の割合
・JDA項目別観察値の評価時点毎の記述統計量

解析計画 16週時および52週時に奏功が認められた患者数および割合を算出した。評価時点毎に全般改善度の記述統計量を算出した。
安全性 投与52週時までの薬剤との関連が否定できない有害事象は、12例中4例に6件発現した。薬物性肝障害、肝機能異常、腎機能障害、紅色陰癬、灼熱感、および上室性不整脈(各1件)であった。重篤な有害事象は、薬物性肝障害、上部消化管出血、低血糖症、肝機能異常、ボーエン病、蜂巣炎(各1件)であった。薬剤の投与中止に至った有害事象は、薬物性肝障害および腎機能障害(各1件)であった。

判定基準

全般改善度
重症度判定基準を基に、膿疱を伴う紅斑面積およびその他の項目の変化に対して感度を高めるよう改変し、5段階(著明改善、中等度改善、軽度改善、不変、および悪化)で評価した。

日本皮膚科学会(JDA)が定める重症度判定基準

試験デザイン

試験デザイン

[承認時評価資料(国内第Ⅲ相臨床試験:A1302試験)]

効能又は効果

既存治療で効果不十分な下記疾患
尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬

用法及び用量

通常、成人にはセクキヌマブ(遺伝子組換え)として、1回300mgを、初回、1週後、2週後、3週後、4週後に皮下投与し、以降、4週間の間隔で皮下投与する。また、体重により、1回150mgを投与することができる。

〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉(抜粋)

(1)体重60kg以下の患者では1回150mgの投与を考慮すること。

(2)本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。本剤による治療開始後、医師により適用が妥当と判断された患者については、自己投与も可能である。

(4)本剤による治療反応は、通常投与開始から16週以内に得られる。16週以内に治療反応が得られない場合は、本剤の治療計画の継続を慎重に再考すること。

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