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関節症性乾癬*に対する効果/安全性

*既存治療で効果不十分な場合

「警告・禁忌を含む使用上の注意」等については添付文書をご参照ください。

● 関節症性乾癬を対象とした臨床試験は、海外第Ⅲ相臨床試験および日本人を含む国際共同第Ⅲ相臨床試験を基に評価されました。そのため、一部承認外で使用された成績が紹介されています。

コセンティクス®300mg投与24週時のACR 20反応率は54.0%と、高い効果が認められました。(海外第Ⅲ相臨床試験:F2312〈FUTURE2〉〈海外データ〉)

投与24週時のACR 20/50/70反応率(非反応補完)<ACR 20:主要評価項目、ACR 50:副次評価項目、ACR 70:探索的評価項目>

投与24週時のACR 20/50/70反応率(非反応補完※)

※非反応補完:欠測値は、欠測の理由にかかわらず、非反応および非改善として取り扱った。

[承認時申請資料※(海外第Ⅲ相臨床試験:F2312〈FUTURE2〉)]

安全性

投与16週時までの有害事象発現率は、コセンティクス150mg群57例(57.0%)、300mg群56例(56.0%)、プラセボ群57例 (58.2%)であった。主な有害事象はコセンティクス150mg群で上気道感染8例(8%)、鼻咽頭炎、頭痛、悪心および尿路感染 各4例(4%)、300mg群で頭痛7例(7%)、鼻咽頭炎6例(6%)、プラセボ群で鼻咽頭炎8例(8%)、上気道感染7例(7%)であった。 重篤な有害事象の発現率は、コセンティクス150mg群1例(1.0%)、300mg群5例(5.0%)、プラセボ群2例(2.0%)であった。

試験概要

海外第Ⅲ相臨床試験:F2312〈FUTURE2〉

目 的 第Ⅲ相多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験
試 験 第Ⅲ相多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験:
F2312〈FUTURE2〉試験(中間解析)
対 象 CASPAR基準を満たす、非ステロイド性抗炎症薬、疾患修飾性抗リウマチ薬(DMARD)または抗TNF-α製剤による治療で効果不十分もしくは忍容性不良の活動性関節症性乾癬患者397例
方 法 コセンティクス®75mg、150mg、300mgまたはプラセボを試験開始0、1、2、3、4週まで毎週1回皮下投与し、その後コセンティクス®75mg、150mg、300mgまたはプラセボを4週毎に1回皮下投与した。16週または24週時点で、プラセボ群はコセンティクス®75mgまたは150mgまたは300mgに切り替え、4週毎に1回皮下投与した。
評 価

主要評価項目:24週時のACR 20反応率

副次評価項目:PASI 75、PASI 90、DAS28-CRP、SF-36 PCS、HAQ-DI、ACR 50、指炎の発現、腱付着部炎の発現

サブグループ解析項目:ACR 70、抗TNF-α製剤投与歴の有無別における24週時のACR 20/50/70反応率

解析計画 投与24週時のACR20/50/70反応率、指炎、腱付着部炎を有する被験者の割合を投与群及び抗TNF-α製剤投与歴の有無を因子、体重を共変量とするlogistic回帰モデルにより解析し、各コセンティクス投与群とプラセボ群を比較した。また、投与24週時のACR20/50/70反応率を抗TNF-α製剤投与歴の有無別に同様のlogistic回帰モデルを用いて解析した。
投与52週時までのベースラインからのHAQ-DI変化量、DAS 28-CRP変化量、SF-36 PCSを投与群、抗TNF-α製剤投与歴の有無及び評価時点を因子、体重及びベースライン値を共変量とし、投与群と評価時点及びベースライン値と評価時点の交互作用項を含むmixed effect repeated measures model を用いて解析し、投与群間を比較した。それ以外の投与52週時点での有効性に関する解析は欠損値代入(NRI)および記述統計量(非補完)を用いた。
安全性 投与16週時までの有害事象発現率は、コセンティクス150mg群57例(57.0%)、300mg群56例(56.0%)、プラセボ群57例(58.2%)であった。主な有害事象はコセンティクス150mg群で上気道感染8例(8%)、鼻咽頭炎、頭痛、悪心および尿路感染各4例(4%)、300mg群で頭痛7例(7%)、鼻咽頭炎6例(6%)、プラセボ群で鼻咽頭炎8例(8%)、上気道感染7例(7%)であった。重篤な有害事象の発現率は、コセンティクス150mg群1例(1.0%)、300mg群5例(5.0%)、プラセボ群2例(2.0%)であった。

ACR : American College of Rheumatology(米国リウマチ学会)

ACRコアセット : 関節リウマチをはじめとする関節炎の全般的な疾患活動性の評価に広く用いられ、①圧痛関節数、②腫脹関節数、③患者による疼痛の全般的評価、④患者による疾患活動性の全般的評価、⑤医師による疾患活動性の全般的評価、⑥身体機能障害スコア(HAQ- DI スコア)、⑦赤血球沈降率(ESR)または高感度C反応性蛋白(hsCRP)の7項目について評価する。

ACR 20/50/70反応率:ACRコアセットの項目①および②、ならびに項目③~⑦の5項目のうち3項目が、いずれもベースラインから20%以上、50%以上、70%以上改善した患者の割合

CASPAR基準:Classification for Psoriatic Arthritis(2006年に提唱された国際的な関節症性乾癬の分類基準)

PASI:Psoriasis Area and Severity Index(乾癬の面積・重症度指数)

DAS28-CRP:Disease Activity Score 28 using C-reactive protein(疾患活動性の評価法;絶対的評価)

SF-36 PCS:Short Form-36 Physical Component Summary(SF-36〔健康関連QOLの尺度〕の身体的側面のQOLサマリースコア)

HAQ-DI:Health Assessment Questionnaire© - Disability Index(健康評価質問票の機能障害指数)

F2312〈FUTURE2〉の試験デザイン

[承認時申請資料(海外第Ⅲ相臨床試験:F2312〈FUTURE2〉)]

※本試験は、審査中に追加提出し評価された資料です(24週時)。

[Mclnnes IB, et al.:Lancet 386(9999);1137-1146, 2015]

本試験にノバルティス ファーマは資金の提供を行いました。

本論文の著者のうち4名はノバルティスの社員である。

著者にノバルティスより講演料、コンサルタント料などを受領している者が含まれる。

用法及び用量

通常、成人にはセクキヌマブ(遺伝子組換え)として、1回300mgを、初回、1週後、2週後、3週後、4週後に皮下投与し、以降、4週間の間隔で皮下投与する。また、体重により、1回150mgを投与することができる。

〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉(抜粋)

(1)体重60kg以下の患者では1回150mgの投与を考慮すること。

(2)本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。本剤による治療開始後、医師により適用が妥当と判断された患者については、自己投与も可能である。

(4)本剤による治療反応は、通常投与開始から16週以内に得られる。16週以内に治療反応が得られない場合は、本剤の治療計画の継続を慎重に再考すること。

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ノバルティス ファーマ株式会社