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尋常性乾癬*に対する効果/安全性

*既存治療で効果不十分な場合

「警告・禁忌を含む使用上の注意」等については添付文書をご参照ください。

●本剤の局面型皮疹に対する有効性、安全性は日本人を含む国際共同第Ⅲ相臨床試験及び海外第Ⅲ相臨床試験を基に承認されたため、一部承認外で使用された成績が含まれます。

コセンティクス®300mg群のPASI 75反応率は、投与12週時81.6%、投与52週時74.3%でした。
(日本人を含む国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉)

全体集団における投与52週時までのPASI 75反応率の推移(非反応補完)<主要評価項目:12週時のPASI 75反応率><副次評価項目:PASIスコア>

投与52週時までのPASI 75反応率の推移(非反応補完)

※非反応補完:欠測値は、欠測の理由にかかわらず、非反応および非改善として取り扱った。

[承認時評価資料(国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉)]

コセンティクス®300mg群のPASI 90/100反応率は、投与12週時59.2%/28.6%、投与52週時60.0%/39.2%でした。
(日本人を含む国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉)

全体集団における投与52週時までのPASI 90/100反応率の推移(非反応補完)<副次評価項目>

投与52週時までのPASI 90/100反応率の推移(非反応補完)

※非反応補完:欠測値は、欠測の理由にかかわらず、非反応および非改善として取り扱った。

[承認時評価資料(国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉)]

コセンティクス®300mg投与3週時には、PASIスコアは51.6%減少し、
速やかな症状改善効果が認められました。
(日本人を含む国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉)

全体集団における投与12週時までのベースラインからのPASIスコア変化率の推移(LOCF法)<副次評価項目>

投与12週時までのベースラインからのPASIスコア変化率の推移(LOCF法)

※欠測値は、欠測の理由にかかわらず、LOCF法を適用して補完した。

[承認時評価資料(国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉)]

安全性<副次評価項目>

全体集団における全投与期の平均治療期間は、コセンティクス150mg群で313.0日、コセンティクス300mg群で320.7日、プラセボ群で101.1日であった。プラセボ群では投与12週時にPASI75反応が得られず、コセンティクス150mg投与または300mg投与に再割り付けされた患者の割合が高かったため、プラセボ群の治療期間は短かった。
全体集団における全投与期の有害事象発現率は、コセンティクス150mg群で81.3%(287/353例)、コセンティクス300mg群で81.9%(286/349例)、プラセボ群で50.2%(124/247例)であった。コセンティクス投与群で最も発現率が高かった有害事象は鼻咽頭炎であり、次いで上気道感染、頭痛、高血圧、インフルエンザ様疾患であった。
また、日本人部分集団における全投与期の有害事象発現率は、コセンティクス150mg群で86.0%(37/43例)、コセンティクス300mg群で77.5%(31/40例)、プラセボ群で44.8%(13/29例)であった。日本人部分集団のコセンティクス投与群で最も発現率が高かった有害事象は鼻咽頭炎であり、次いで湿疹、蕁麻疹、せつ、咽頭炎、足部白癬であった。

全体集団における全投与期の有害事象の概要

全投与期における有害事象の概要

  • a)12週間の導入投与期(247例)および40週間の維持投与期(18例)にプラセボ投与を受けた患者における有害事象(247例中18例は、プラセボ投与を導入投与期から維持投与期まで継続して受けた患者)
  • b)論文中に重篤な有害事象に関して言及されていなかった
  • c)投与中止に至った有害事象に関しては、治療期間で補正した有害事象発現率は算出しなかった
  • d)導入投与期にコセンティクス投与群で発現率が2%以上であった有害事象、または全投与期にコセンティクス投与群で発現率が5/100患者年であった有害事象

全体集団における全投与期の重篤な有害事象

全体集団における全投与期の重篤な有害事象

全体集団における全投与期の投与中止に至った有害事象

全体集団における全投与期の投与中止に至った有害事象

試験概要

国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉

目 的 中等症または重症の局面型皮疹を有する乾癬患者を対象に、12週時のPASIスコアのベースラインから75%以上の減少(以下、PASI 75反応)およびIGA(mod 2011)スコアの0または1への改善を指標とし、コセンティクスのプラセボに対する優越性を評価する。
試 験 多施設共同無作為化二重盲検プラセボ対照並行群間比較試験
[日本人を含む国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉試験]
対 象 中等症~重症の局面型皮疹を有する乾癬と診断されてから6ヵ月以上が経過している18歳以上の患者738例
[PASIスコアが12以上かつIGA(mod 2011)スコアが3以上(スケールは0~4)かつ乾癬皮疹範囲が体表面積(BSA)の10%以上で、少なくとも外用療法、光線療法、既存の全身療法のいずれかで効果不十分な患者]
方 法 コセンティクス®150mg群(245例)、コセンティクス®300mg群(245例)およびプラセボ群(248例)に無作為に割り付け、それぞれ下記の試験デザインにて48週時まで投与した。
評 価

主要評価項目:12週時のPASI 75反応率およびIGA(mod 2011)スコアの0または1への改善率

副次評価項目:PASIスコア、IGA(mod 2011)スコア、乾癬日誌のそう痒、疼痛、鱗屑、DLQIスコア、安全性

探索評価項目:HAQ-DIスコア

サブグループ解析項目:日本人集団でのPASI 75/90/100反応率

安全性 投与16週時までの有害事象発現率は、コセンティクス150mg群57例(57.0%)、300mg群56例(56.0%)、プラセボ群57例(58.2%)であった。主な有害事象はコセンティクス150mg群で上気道感染8例(8%)、鼻咽頭炎4例(4%)、頭痛4例(4%)、悪心4例(4%)、尿路感染4例(4%)、300mg群で頭痛7例(7%)、鼻咽頭炎6例(6%)、プラセボ群で鼻咽頭炎8例(8%)、上気道感染7例(7%)であった。重篤な有害事象の発現率は、コセンティクス150mg群1例(1.0%)、300mg群5例(5.0%)、プラセボ群2例(2.0%)であった。
解析計画 投与12週時のPASI反応率およびIGAスコア(mod 2011)の0または1への改善率を、地域、体重の層を層別因子とするCochran-Mantel-Haenszel検定により解析し、各コセンティクス投与群とプラセボ群を比較した。各対比較の有意水準は両側2.5%とした。PASI 75/90/100反応、ベースラインからのPASIスコア変化率、DLQIの0または1への改善、乾癬日誌のそう痒、疼痛、鱗屑のベースラインからの週平均スコア変化量、HAQ-DI改善について、評価時点毎に記述統計量を算出した。投与12週時の乾癬日誌のそう痒、疼痛、鱗屑のベースラインからの週平均スコア変化量について、投与群、地域、体重の層を説明変数、ベースライン値を共変量とした共分散分析によるt検定を実施し、各コセンティクス群とプラセボ群を比較した。PASI 75/90/100反応率について、日本人集団でのサブグループ解析を実施した。

PASI : Psoriasis Area and Severity Index(乾癬の面積・重症度指数)
PASIスコアは、頭部、体幹、上肢、および下肢の各部位における、紅斑、肥厚(局面の隆起、硬結)、および鱗屑(落屑)の重症度(0:なし ~ 4:極めて高度の5段階)、ならびに各部位の病変面積[体表面積(BSA)に対する病変面積の割合(%)]を評価してスコアを算出し、0~72点で示される評価基準。PASI スコアの値が高いほど乾癬症状の重症度が高くなる。

PASI 75/90/100反応率:PASIスコアがベースラインから75%以上、90%以上、100%減少した患者の割合

IGA:Investigator’s Global Assessment(医師による皮膚症状の重症度の包括的な評価)

DLQI:Dermatology Life Quality Index(皮膚の状態に関するアンケート)

HAQ-DI:Health Assessment Questionnaire© - Disability Index(健康評価質問票の機能障害指数)

A2302〈ERASURE〉の試験デザイン

R:無作為化
  • a) 12週時に治療薬の投与を開始し、その後48週時まで4週おきに投与を継続。盲検性を維持するため、13、14、15週時にプラセボ投与
  • b) 20週時に治療薬の投与を開始し、その後48週時まで4週おきに投与を継続
  • c) 12、13、14、15、16、20週時、およびその後48週時まで4週おきにプラセボ投与

[承認時評価資料(国際共同第Ⅲ相臨床試験:A2302〈ERASURE〉)]

用法及び用量

通常、成人にはセクキヌマブ(遺伝子組換え)として、1回300mgを、初回、1週後、2週後、3週後、4週後に皮下投与し、以降、4週間の間隔で皮下投与する。また、体重により、1回150mgを投与することができる。

〈用法及び用量に関連する使用上の注意〉(抜粋)

(1)体重60kg以下の患者では1回150mgの投与を考慮すること。

(2)本剤の投与開始にあたっては、医療施設において、必ず医師によるか、医師の直接の監督のもとで投与を行うこと。本剤による治療開始後、医師により適用が妥当と判断された患者については、自己投与も可能である。

(4)本剤による治療反応は、通常投与開始から16週以内に得られる。16週以内に治療反応が得られない場合は、本剤の治療計画の継続を慎重に再考すること。

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